『ポム・ランヴェルセ』
またまた りんごのお菓子登場、タルトタタン風のケーキです。
実はこれ、レッスンのケーキではありません。
召し上がっていただいただけです。
教室にいらした皆様に、まずはウェルカムティーとこのケーキで、ありがとうの気持ちを込めて・・・
型にキャラメルを敷きつめ、スライスしたりんごを並べて、その上に アーモンド風味の生地を流して焼き、焼き上がりをひっくり返したケーキ、アップサイド
ダウンケーキともいいます。
ランヴェルセとは、フランス語でさかさまのこと。
生地は重すぎず軽すぎず、りんごがキャラメリゼされてとろけるように美味しくなります。
焼きあがって3日目位が1番美味しくなるような気がします
このお菓子は10数年前に、藤野真紀子先生に教わり、少しだけアレンジしました。
ここからは、皆様がレッスンで作られたお菓子の写真です。
『和栗のモンブラン』
「今日は、栗の皮むきから始めま~す。」と言ったとたん
「え~っ!」とか「ヒェー!!」とか、歓声とも喚声ともつかない
反応が返ってきました。
たくさんの栗もみんなで剥けばあっという間。
おしゃべりも弾みます
やわらかく煮て、マロンクリームを作ります。
メレンゲ、生クリーム、マロンクリームと組み立てていきます。
フランス風のオーソドックスな組み立てです。
作りたてよりも、半日から1日経っていただくほうが、生クリームの水分が
土台のメレンゲに降りていって、食感がほど良くなります。
メレンゲは、3~4時間かけて、カリッカリに焼いてあるので、1日経ったモンブランもカリカリ感が残ります。
今回は、丹波栗を使いました。
栗の産地、種類によって、ものすごく味の違いがあることがわかって、
とても勉強になりました。
試作で使用した、茨城のN栗農園さんの栗が、最高に美味しかったのです。
栗のクリームだけで感動!組み立てるのがもったいないくらいでした。
残念ながら、N栗農園さんが10月の利平栗の販売で終了してしまいました。他からも取り寄せてみましたが、なかなか、美味しい栗に出会えません。
香りが薄いというか いまひとつの仕上がりになってしまいます。
レッスンでは、あの味を皆さんにお伝えできないのが、とても残念です。
来年の課題となりました。
あとの、二品
『クレメ・ダンジュー』
『塩バターサブレ』です。
教室にお越しいただきまして
ありがとうございます
お陰様で、私も毎回勉強させていただき
感謝いたしております。