レッスン風景
2021年 07月 27日

レッスン中盤です。
皆様をお迎えする日の、朝のテーブル。

メインは‟桃のショートケーキ”です。
様々なケーキに応用できる、基本のスポンジ生地(ジェノワーズ)の作り方をレッスンします。
ふわふわで肌理の細かい仕上がりに作るためのポイントが沢山あります。
レモンの果汁たっぷりのシロップにしばらく浸けた生の桃をサンドします。
フレッシュな旬の風味をお楽しみください。

最後の仕上げです。
ナパージュを塗っていらっしゃる Y 様。
桃を薔薇の花びらのように、美しく飾ってくださいました🌹🌹🌹🌹🌹
素敵です!!

‟カヌレ・ド・ボルドー”
17世紀頃から作られるようになったと言われています。
外側はガリッとした食感(焼きすぎると歯が折れる

最近またカヌレをよく見かけるようになりましたね。
カヌレのバリエーションが増えてインスタ映えするからでしょうか・・・?
カヌレは簡単なようで、実は気難し屋さん。
何度も試作を繰り返して(もうほとんど実験状態

「なんでこうなるの・・・?」と撃沈

気を取り直して原因を探ります。
作り方が簡単なお菓子ほど難しい。

‟フィナンシェ”
カヌレを作った残りの卵白で‟フィナンシェ”を作ります。
焦がしバターとアーモンドパウダー、ヘーゼルナッツパウダーの豊かな香りとコクがあります。
もともとは金塊に似ているフィナンシェ型で焼くものですが、大きなパウンド型で、あえて厚みを出して焼くのも好きです。
このお菓子は焼きたても、翌日も美味しいお菓子です。
焼きたてのカリッとした食感と、中のふんわりした食感の対比を味わえるのは作った人の特権ですね💕

塩味のものをひと口、冷製パスタです。
プチトマト、オクラなどに、紫蘇や茗荷などの香りを効かせてさっぱりと召し上がっていただいています。

こちらは初日にいらした皆様の傑作🥰
桃を浸けたレモンシロップの残りと、ナッペした残りの生クリームを使って、なんと2層のデザートを作ってくださいました。
残り物を無駄にしない精神と、チャチャッと作っておしまいになる実力に脱帽

まだまだ暑い日が続きますが、気難し屋のカヌレのおかげで、綱渡りのような冷や汗が出るレッスンが続きそうです

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by lesoleilmidori
| 2021-07-27 23:05
| 教室の日々
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