クロネスからスコットランドへ
2009年 06月 22日
クロネスは、今も世界中で愛飲されている紅茶王 リプトンの両親が住んでいた街です。両親が営んでいた雑貨店が、残っていました。そこで、今も「LIPTONS」という雑貨店をやっておられる方がいらっしゃいました。
リプトンの両親が眠るお墓から眺めた景色です。180年~200年前、両親が見たもの、歩いたところ、川、木、同じものを見る機会を得たことは、時を越えて感慨深い思いになりました。


1859年にカサンドラハンドさんという女性が作った学校(レースを作っていたとのことです)に寄りました。ミルクティーとソーダブレッドでもてなしていただきました。かつて、クロネスの人々がリプトンに寄付をお願いしたときのリプトンからの返事の手紙がここに残っていました。
アイルランドの北部ベルファーストから大型のフェリーでスコットランドに渡りました。1845年~50年にかけて「ジャガイモ飢饉」の難民たちが、棺桶船と呼ばれる船に詰め込まれ、この地にたどり着きました。リプトンの両親もこの海を渡りました。波が荒く、こんな大型船でも激しく揺れました。
船でのランチ紅茶はPGチップスのティーウィズミルク。
到着地ストランラーからバスで3時間、さらに北部にあるグラスゴーに向かいました。
ここが、トーマスリプトンの両親が最終的にたどり着き、トーマスの誕生地になったところです。
by lesoleilmidori
| 2009-06-22 01:47
| 教室の日々
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