英国のミルクティー

英国のミルクティー_b0184436_0273225.jpgミルクティーを作るとき、ティーカップに注ぐのはミルクが先か 紅茶が先か、イギリスでは昔から熱い議論が続いているそうです。
さて皆さんはどちら派でしょう?


ミルクを入れてもしっかりと風味が残る茶葉を選び、しっかり紅茶を抽出します。063.gif
インドのアッサム、中国のキーマン、スイランカのウヴァ、ディンブラなど個性の強い茶葉がお勧めです。

イギリスのお水は硬水なので、とても濃い水色の紅茶になります。
コーヒーと同じくらい濃くなって、びっくりしますが005.gif、色ほど苦味や渋みは感じず、こくがあります。これにミルクを入れると、きれいなクリームブラウンになります。
どの茶葉を使ってもそのような傾向なので、イギリスでは茶葉の種類より ミルクの質が大切にされてきたのかもしれません。

イギリスのミルクとは、低温殺菌のノンホモ牛乳です。このミルクによって、ライトな喉ごしで、どちらかというとシャバシャバした感じの、キレのよいミルクティーになります。これが、英国のティーウィズミルクなのです。
スコーンやケーキ、フィッシュ&チップス、脂肪を含んだお料理の多いイギリスでは、すっきりと口の中の脂を流してくれるミルクティーが合います。

富山でも、低温殺菌牛乳はわりと手に入りやすいのですが、低温殺菌のノンホモ牛乳は、週に数本だけ入荷されるお店もあります。
(ちなみに、北海道 しんむら牧場さんの乳製品は美味しいです。お取り寄せができます。)

美味しい牛乳が手に入ったときは、是非、英国風のミルクティーを味わってみてください。
少ししつこいお食事やスコーン、ケーキ等を召し上がるとき、一口ごとにミルクティーをいただくと,次の一口がまた美味しく感じますょ。

英国のミルクティー_b0184436_2139278.jpg
ちなみにアイルランド、スコットランドのミルクは絶品でしたが、ロンドンの乳製品は、なんとなくそこまでの美味しさがなかったような気がします、なぜでしょうか?
by lesoleilmidori | 2009-06-10 00:47 | 教室の日々 | Comments(0)

お菓子教室 ル・ソレイユのブログです。


by lesoleilmidori