血のソーセージ（ブラックプディング）

朝からお料理をたっぷり食べるのが、伝統的なアイルランドの朝食です。
ホテルやカフェなどで食べられます。
地元の人の話では、元々農家の人が仕事に出かける前に、力をつけるために食べたのがアイリッシュブレックファストで、昼は食べずに働いて夜はしっかり食べたのだそうです。
卵料理、ソーセージ＆ベーコン、マッシュルームや小ぶりのトマト、これらはすべてフライパンで焼かれて供されます。
必ず登場するのが、ブラック＆ホワイトプディングと呼ばれる、スパイシーな太いソーセージで、ブラックプディングの中身は、豚肉にオートミール、玉ねぎ、スパイス、ハーブなどが入っていて、なんとそこに、豚の血が混ぜられています。これを輪切りにしたものが、カリカリに焼かれてでてきます。写真手前の黒いのがそれです。お味の方は、スパイスがきいていて、オートミールのツブツブした食感が美味しいのですが、個人的には「血」と想像しただけで・・・血が加えられていないホワイトプディングの方が好みです。旅先では地元のプディングが味わえます。
そのほかこんがり焼かれたトーストやソーダブレッド、ベイクドビーンズ、そして紅茶。もちろんティーウィズミルクで。あとは好みでジュースやミルク、ヨーグルト、シリアル、フルーツ、チーズなどたっぷりです。
ちなみに、アイルランドの乳製品は美味しいですよ～