8月“ガレット&クレープ”レッスン風景
2014年 08月 12日
“ガレット”と“クレープ”は、
フランス北西部に位置するブルターニュ地方の伝統的な食べ物です。
まず初めに、そば粉のガレットを焼きます。
ばりっと香ばしく!!
一品目は、“スモークサーモンのロールガレット”を作ります。
ガレットにサワークリームを塗り、
スモークサーモンとお野菜をクルクル。
レタス2種類、ルッコラ、紫玉ねぎ、マスタードのスプラウト、
ディル、ケッパーなどお好みで。
少しピリッとしたお野菜を一緒に巻くのがおすすめです
タスマニア産のワサビマスタードを使ってソースを作りました。
「美味しいです。軽くて何個でもいけそう。」
「ソース、つけた方が美味しいわね。」と皆様。
シードルは、りんごから作る微発泡のお酒です。
もちろんノンアルコールで
冷涼なブルターニュは、そばと並んで美味しいりんごの産地です。
ガレットとの相性はもちろん、栄養面でも最高の組み合わせなのです
メインの“ガレット・コンプレット”
ガレットに卵・ハム・グリュイエールチーズを載せた、
もっともポピュラーな組み合わせです。
3品目は、“ゴルゴンゾーラ・ドルチェのガレット”です。
上がグリュイエールチーズ、下がゴルゴンゾーラ・ドルチェです。
ガレットが香ばしくパリッと焼けて、
チーズがほどよく溶けてきたら折りたたみます。
蜂蜜とナッツ、ポアブルロゼで。
チーズ好きにはたまらないガレットです
次はそば粉ではなく小麦粉を使った甘いクレープを焼きます。
ジュッというくらいクレープパンと生地の温度差がある方が
クレープらしいちりめん模様と香ばしさがでて、おいしく焼き上がります。
まずは“クレープ・オ・シュクル”から。
焼き立て熱々のクレープにお砂糖をかけただけのクレープです。
焼き上がったそばから味見。
これが一番おいしいんだな~
バターを塗るのに、フォークにキッチンペーパーを
タコ糸で巻きつけました(写真奥)
「松井棒ならぬ、理佳棒ね。」とM様
そしてクレープにつけるジャムと塩キャラメルクリームを作りました。
ブルターニュ地方のゲランド半島は、美味しい塩の産地でもあります。
フレッシュなブルーベリー、砂糖、レモン汁を火にかけます。
あっという間に水分がたっぷり出てきます。
煮上がったら、火からおろしてチョコレートを加えます。
“ブルーベリーとチョコレートのジャム”
この意外な組み合わせが美味しいんですよ。
おすすめです。
その他、サラべスのオレンジとアプリコットのスプレッドなど、
お好きなトッピングで召し上がっていただきました。
しめくくりは“クレープ・シュゼット”です。
グランマルニエとコアントローをフランベします。
かなり炎が上がりますので、あまりおすすめできませんが・・・
ガレットとクレープのフルコースでした。
ブルターニュ流の食文化をお楽しみいただけましたでしょうか?
お盆を控えて、お客様を迎えられる方も多く、
「お盆のメニューにします。」と、嬉しいお言葉もいただきました
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