お正月のひととき
2013年 01月 05日
“花びら餅”
丸く白いお餅(求肥)にピンク色のお餅を重ね、白味噌餡と甘く煮たゴボウを置いて、半分に折りたたんであります。
ピンクのお餅がわずかに透けて見え、新春の風情が漂います。
このお菓子は、茶道裏千家の初釜の主菓子です。
“早梅”
梅の花は可憐で、愛おしい花ですね。
春を待たずに咲いた冬の梅は、たくましい命の力を感じさせてくれます。
和菓子って、暮らしの中で希薄になってしまった季節感を取り入れることもできるところが素晴らしいな~って思います。
形、色、季節感・・・ いずれをとっても和菓子ならではの魅力です。
お抹茶とともにいただきました。
若い頃、実家にあったお茶室で、お茶を点てていたこともありました。
懐かしいなあ。
お茶室の静かな空間で、お茶を点てることに集中していると心が落ち着いたものです。
子供が生まれて、お茶室はしだいに玩具部屋に変貌し、引っ越しした今の家にお茶道具は持ってきたものの、最近は釜を出すこともなく・・・。
茶杓と茶筅、やかんだけの全くの略式・・・。
美味しく点てたいという思いは変わりませんが・・・。
また、お道具出してみようかなあ・・・と思うこの頃です。
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by lesoleilmidori
| 2013-01-05 00:35
| 教室の日々
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