お菓子教室 エスパス・キンゾー
2012年 05月 31日
一昨日は、京都にある西原金蔵先生のお菓子教室に行ってきました。
今月のレッスンは、Tarte au Riz(お米のタルト)とGalette Bressane(ガレット・ブレッサンヌ)、いずれもフランスの地方菓子です。
こんなマニアックな地方菓子を教えてくださるなんて、金蔵先生くらいでしょうか。とてもとても楽しみでした
お米の粒(左)が、ご覧になれますでしょうか?
ブリゼ生地のサクサク感に、プチプチしたお米の食感がおもしろく、ミルキーな味わいでした。
これは美味しかったですねぇ
ガレット・ブレッサンヌは、ブリオッシュ生地にクレーム・ドゥーブルと呼ばれるクリームと砂糖をのせて焼いただけのシンプルなパン菓子です。
こちらもどこか懐かし~い味わいでした
地方菓子は、決して華やかなお菓子ではありませんが、素朴で飽きのこない美味しさがあります。
フランスのお母さんの味ですね。
お菓子が生れた風土や伝統に思いを馳せると、お菓子が身近に感じられ、味わいも深くなりますね。
ますます、フランス中のお菓子を食べ歩いてみたいという思いに拍車がかかりました。
併設されているサロンでは、お菓子をいただくことができます。
エッ!!2個もケーキを食べたのにまたサロンへ・・・?
そうメタボまっしぐらです
そして、シブストフランボワーズとルバーブのタルトを堪能しました。
サロンの方は、落ち着いた、なじみやすい日本的な空間になっています。
中庭は、和風庭園になっていて、ライティングも落ち着いていて、心地よい雰囲気です。
次に向かったのは、烏丸五条の近くにある“SOBACafe.さらざん”
ここは、そば粉のガレット専門店です。
まだ食べるの~ と言う声が聞こえてきます。
ガレット焼成中。一部始終を見せていただきました。
そば粉の産地やブレンド、生地の材料、チーズのことなど、いろいろ教えていただきました
お客は私一人だけだったので、じっくりとお話を伺うことができて、大変勉強になりました。
さて焼き上がりのお味は・・・。
定番のコンプレット(卵、ハム、チーズ)にトマトソース、シードルはアルモリックです。
これがね、びっくりするほど美味しかったんです~
パリッパリで、この香ばしさはなんともいえません!
100パーセント挽きぐるみのそば粉だけでは、この感じは出せないですね~。
そして最後までパリパリ感が残っているんです。これには驚きました~。
ここのコンロは、一体型のクレープ焼き器ではなく、コンロの上にぶ厚い鉄板が置いてあるだけなんです。焼き方に秘密がありそうです
フランスの“ティーブレイツ”、東京の“ル・ブルターニュ”、金沢の“サラザン”、富山の“メルシー食堂”など・・・今まで食べたお店では、それぞれのお店で生地の感じが違いました。中の具のこだわりもそれぞれでした。
好みは人それぞれだと思いますが、ここ京都さらざんのガレットは、私の中では、№1です
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by lesoleilmidori
| 2012-05-31 07:30
| 教室の日々
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